島の航海日誌

日誌(毎日更新するとは言っていない)

飲んだくれのコロナワクチン経過報告。

ご無沙汰です、島(178cm)です。

TwitterやYouTubeでの配信でもお話ししましたが、

先日バイトの職域接種でコロナワクチンを打ってきました。

 

どの会社のワクチンが安全とか危険かとかは全く知識がないですが、

接種を受けたのは武田／モデルナ社製です。

 

学校や自治体の若者向け集団接種が進んでいるとはいえ、

若い世代の人が多い(と思っている)フォロワーさん対象のアンケートでは

『まだ一度もワクチンを打っていない』という返答が多かったのも事実。

 

今回は、一足早くワクチンを打った不摂生飲んだくれ生活の実践者として、

ピッチピチの20歳無職男性である僕のコロナワクチン経過報告を

この記事に書き残しておきます。

これから接種を受ける人たちの参考になれば幸いです。

 

記事の構成としては、まず酒好きの身に起きた副反応のまとめ。

続いて事前に用意しておいた方がいいアイテムをピックアップ、

最後に接種前日から現在(接種48時間後)までの流れを時系列に沿って解説…

という構成でお送りします。

 

あくまで専門知識を有さない一市民の経験談ですので、

登場する製品の医学的な根拠を保証したりだとか、

そういう意図は一切ございません。

皆さんの検討の一助となれば…というだけです。

それでは本題に入りましょう。

 

💉

 

まずは今回僕が経験した副反応をおさらいします。

 

【頭痛】

接種直後から発症。

正直移動の疲れと緊張が原因だと思うので厳密には副反応ではなさそう。

ただ頭痛持ちの人とかはストレスや緊張で併発する可能性があるので、

解熱鎮痛剤・熱さまシートの用意を忘れずに。

 

【接種部の痛み】

接種4時間後くらいから発症。タイムラグがあるので、

腕を大きく動かすような作業は接種後に済ませておいた方が吉かも。

痛みに関してはピンからキリまである感じ。

とりあえず腕を上げずに済むように、

必要な物資は手の届く場所に移動しておきましょう。

袋めんが天袋にあったりすると切ない。

 

【発熱+倦怠感+悪寒】

接種6時間後くらいから発症。地獄の三点セット。

フィジカルだけじゃなくてメンタルまで削ってくる最悪な症状です。

時期が時期なのでそろそろ衣替え…という人も多いでしょうが、

毛布や長袖、暖かい上着なんかも用意しておくと役立つかもです。

 

ちなみに熱さまシートは冷凍庫に入れるストロングタイプがおススメ。

通常タイプより冷却作用が続くのはもちろん、

長時間貼り続けた時に端の方がめくれ上がってくるアレが控えめなんです。

夏場で使いきっちゃったよ！なんて人もぜひ。

 

【のどの違和感・筋肉痛】

接種翌日くらいから発症。スリップダメージを加えてくる。

のどのケアのためにも水分補給は欠かさないようにしましょう。

あとうがいとかのど飴とか。

筋肉痛もひどいときは解熱鎮痛剤のお世話になるべし。

 

💉

 

続いて接種1回目を終えた一人暮らし男子の僕が選んだ、

用意しておくべきアイテム5選です。

 

【解熱鎮痛剤】

全ての対策の基礎。

『あったはずが実は切らしてた…』なんて事態に陥る前に、

救急箱やポーチの中を確認しておきましょう。(自戒)

 

【スポドリ的な飲み物】

出来れば水分・栄養補給に適したスポーツドリンクがいいかも。

まぁ自分が飲みやすいと思える飲み物が一番かとは思います。

熱や悪寒などの症状が重い時のために、

滋養強壮的なドリンクを買っておくのもいいかもしれませんね。

ちなみに僕は1日でアクエリアスの500ml3本くらい消費したので、

正直2Lのペットボトルとか買ってもいいと思います。

 

【軽食】

カロリーメイト的な何か。

熱も上がるし身体の節々が痛いしで動けん！って時のために

枕元にでも置いていくと安心。

食べる機会がなかったら後日小腹が空いたときにでも食べましょう。

 

【温かいご飯】

即席めんとか雑炊とか。

今回知ったんですけど温かいご飯ってマジでメンタルケアに効きますね。

初めて人の心を知った殺戮アンドロイドみたいな気分。

これから秋になるにつれて気温も下がりますし、

備蓄ついでに買っておいても損はないかと。

間違っても激辛ラーメンとか食って体に無駄な負担をかけないように。

 

【イエス熱さまシート】

正直ダークホースでした。

いや、使うとは思ってたけどどうせ気休めだろうなって。

結局物理的な冷却が一番効くってことですね。

これがあれば1,018度の高熱が出ても安心。

 

💉

 

いかがでしたか？(アフィブログ)

あくまで僕の個人的な経験に基づく推薦なので責任は負いませんが、

これから接種を控えた人たちの参考になれば幸いです。

 

あ、ここからは駄文が続くので副反応とアイテムだけ知れれば十分、という方は

ここまでで拝読をストップしていただいても結構です。

人生の貴重な時間をこんなブログに費やすな。

 

💉

それでは続いて僕がこれらの副反応に悩まされ、

そしてアイテムの必要性を痛感した48時間を時系列順に追っていきます。

 

【接種0日目：09/11(土)】

前日はいつも通り夜間帯のバイト。22時半ごろに帰宅したのですが、

土曜日ということもあり客量も仕事量も多くヘトヘト。

欲に敗けて1缶だけハイボールを飲んでしまう体たらく。

後々詳説しますが、これも副反応に関わってきました。

とりあえずこの段階から得られる教訓は一つ。

 

『前日は酒を飲まずさっさと寝ろ』

 

全国の酒飲みの皆様、気持ちはわかります。

得体の知れないイベントを控えた前夜、緊張や不安でつい酒に手が…。

どうかその衝動を抑えてお布団に潜ってくださいませ。

 

💉

 

【接種当日：09/12(日)】

 

朝の9時ごろに起床。寝起きの体温は35.5度でした。

昨夜は二日酔いのないようにいつもより酒量は抑えた…つもりだったのですが、

連勤明けの疲労からか悪酔いしてしまったようでやや頭が痛く…。

 

ワクチンはむろん万全の体調で接種を受けることを前提にしています。

日頃の感染対策はもちろん、生活習慣がモノをいう場面です。

しつこいようですが当日だけではなく前日も断酒するのが身のためです。

この頭痛が後に悲惨な一夜の引鉄になるとは、

この頃の島は思ってもいませんでした。

 

…あと、接種直前ってカフェイン摂らない方が良いらしいですね。

眠気覚ましのモーニングコーヒーが日課となっている僕には、

正直かなりの苦行でした。

 

しっかり朝食をとった後、

アクエリアスで口寂しさを誤魔化しつつ日中を過ごします。

 

💉

 

接種1時間前、35.0度という一層低い体温を確認して出陣。

ここまでは良かったのですが、

計画の立て方が甘く接種会場へのバスが間に合わない事態に。

やむなく徒歩に切り替えたのですが、ここも落とし穴でした。

散歩気分で1時間徒歩なんて馬鹿なことするんじゃなかった。

 

『接種前後はできる限り安静に』

 

これに尽きます。

『ランニングやスポーツみたいな激しい運動を控えれば…』

程度に考えていた僕がバカでした。

シンプルに身体への負担を抑えろって話ですね。

運動が日課という人にとっては厳しい制約…と、

引きこもりの僕には無縁だと思ってたんですけどね。

 

あと余談ですがこの日は高温多湿の地獄だったので、

散歩を終えた島の体温は検温時36.7度でした。

平熱低めで助かった。

 

💉

 

接種会場に到着。

『早すぎてもダメ』と言われていた予定時刻に10分ほど余裕があったので、

ちょっとくらい待たされるかな…と高をくくりつつ会場入りしたのですが、

受付で名簿・身分証の照会と検温をしてもらいわずか2分ほどで入場。

 

そのあとお医者様の問診があったのですが、

特に既往歴や服薬がなかったのもあってか、

 

島）(問診票を渡す)

医）今日の体調はどうですか～？

島）あ、特に不調はないですね

医）はいわかりました、顔色もいいですもんね。

　　それじゃ3番ブースのほうに入っていただいて～

 

くらいのテンポで終了。

もちろん会場やお医者様によるでしょうが、

何か注意事項がある人は

流される前にしっかり伝えておいた方がいいかもです。

 

💉

 

さて、ここで待ち時間を想定していた故の痛恨のミス。

あっという間にブースに案内され、接種体制に…。

 

やっべ、上着脱いでねえ。

 

Twitterであれほど聞いたのに！！

クワトロ大尉みたいに肩を出しやすい服装で行けって！！！

そのつもりでいたから中にちゃんと半袖着てきたのに！！

 

『あ、すいません、ちょっと待ってもらっていいすか』

再走しろ。

 

『会場に着いたら受付に行く前に上着脱いでおけ』

 

ちなみに接種した時の違和感はなかったです。

注射自体久々だったのでちょっぴり緊張してたんですが、

そこまで痛みもなく終了。

15分にセットされたタイマーとワクチンの資料を渡されて、

待機スペースに移動しました。

 

💉

 

会場待機中は暇だったのでTwitter眺めたり渡された資料を読んだり。

ﾁﾗﾁﾗ周りを見渡したりしたのですが、

20～40代くらいの人が多い印象でした。

自治体の接種案内がまだ50代くらいまでしか届いていないことを

バイト先で小耳に挟んでいたのでやっぱりな…って感じです。

今回の接種は地元の企業が主催していたようなので、

こういう民間の取り組みによって、

学生ではない若い世代に接種の機会が与えられるのはありがたいですね。

 

帰り際に『熱が37.5度超えたら飲んでくださいねー』と、

解熱鎮痛剤2錠を渡されました。

北斗の拳のストゼロのコラ画像を思い出してしまったのはココだけの話。

 

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ちなみに帰りも散歩気分で1時間歩きました。バカが！！！！

 

💉

 

接種から1時間後、無事に帰宅。

帰ってきて最初に済ませたのはシャワーでした。

 

『初日の夜が一番腕が痛い』と聞いたことがある人は多いと思いますが、

島もその例に漏れず、苦悶の一夜を過ごすこととなりました。

痛みで腕が上がらないって結構しんどいんですよね。

腕が痛くてやる気が失せる前にシャワーを済ませたのは英断でした。

まぁシンプルに散歩終わりで汗かいてたからってのもあるんですけどね。

 

夕食どうすっかね…カロメだけじゃ物足りんよね…。

とか考えているうちに外はすっかり日が暮れてました。

この頃から頭痛と悪寒がエスカレートし始めるも、

なぜか用意していたはずのバファリンが見当たらず。

 

頭痛を堪えながら近所の薬局に行く羽目に。

ついでに暖かい食事として袋めんを調達。

症状が風邪っぽいので本能的に暖かい麺類を食べたくなります。

 

カロリーメイトみたいな軽食も動けないときには有効でしょうが、

やっぱり動けるうちは暖かいものを食べておいた方が

心身双方のケアに繋がる…気がします。

あんまり好きな言葉ではないですが『病は気から』なんて言いますからね。

個人的にはご飯と卵と鍋スープの素があれば

お鍋1つで簡単に作れる雑炊辺りもおススメです。

 

💉

 

話を戻しますが、バファリンを始めとした各種解熱鎮痛剤は

『ワクチン接種後』の服薬が原則みたいです。

www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp

www.bufferin.net

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腕の痛みや発熱が不安になるのは仕方ないですが、

それが原因でワクチンの効能が薄まったり、

余計重篤な副反応が発症してしまっては本末転倒ですからね。

 

あくまで『副反応が起きてから』の服用…というのが

推奨されている用法のようです。

 

あ、もちろんこんな状況では酒を飲めるような気分ではないので

この日は流石に休肝日でした。当たり前だろ。

 

💉

 

推しカプを宣伝します。

接種当日に放送された『浅草編』で主役を務めた(大嘘)やはすさです。

やはすさはいいぞ。

 

新規絵に沸くTLを他所に、僕の頭痛も加速。

 

接種から丸2日たった今の段階ではここが副反応のピークでした。

頭痛って度が過ぎると吐き気催すんですね。

知らなかったし知りたくもなかった。

 

バファリンは6時間以上間隔を開けての服用が原則とされているので、

流石に追加投入する気にもなれず…

 

ですがここで救世主が冷凍庫から現れます。

熱さまシートです。

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1,000度を超える高熱にも対処可能な、小林製薬の誇る冷却シートです。

 

何だかんだ物理的に冷やすのが一番効きますね。

頭痛に対しては完全なプラセボ効果でしょうが、

頭痛薬が飲めないときの最終兵器としては非常に有効でした。

切らしてたかも…というかた、寒い季節ですがこの機会にぜひ。

 

接種部に体重がかかると結構痛いので寝返りが打てず苦しみましたが、

一度入眠してしまえばあとはこっちのもの。

朝まで目覚めることなく快眠でございましたとさ。

 

💉

 

【接種2日目：09/13(月)】

睡眠って偉大ですね。

頭痛はほぼ全快し、腕の痛みもだいぶマシになってました。

体温も35度台に復帰し、第一種戦闘配置は解除…といった趣の朝でした。

 

頭痛みたいな質の悪い副反応は収まったのですが、

ここからは怒涛の波状攻撃が襲ってきました。

 

 

二日目はひたすら筋肉痛でした。

腕の痛みは手首まで広がってくるし、散歩の影響で足も痛いし。

 

それでも朝ご飯をこしらえたり、

届いたマイクのセッティングをするくらいのことはできたので、

日常生活に関してはあまり影響しない程度の痛みでした。

 

数日間高熱に苦しんだフォロワーさんも見てきたので、

僕の副反応は割と軽微な部類に入るんでしょうね…。

 

殆ど回復傾向にあると判断し、午後は向こう数日の食糧の買い出しへ。

自分の肉体に引き起こった症状に関してのみですが、

『病は気から』をモットーとしているので、

できる範囲で通常運転を取り戻すことにしました。

 

その影響か、帰宅後頭痛が再発。

こちらはバファリンを服用したところ1時間ほどで鎮静化。

腕は変わらず痛みますが、

患部に触れたりしない限りは気にならない程度なので

ほとんど治癒したものとしました。

…以上が接種前後の顛末です。

 

ここまで読んでくださったモノ好きの皆様、ありがとうございます。

そしてお疲れ様でした！[終]