島の航海日誌

日誌(毎日更新するとは言っていない)

「西暦2202年の選択」最新情報に思う

島です。今日は久しぶりに純粋な「ヤマト」のお話です。

作画作業もひと段落した昼下がり、ふとTLに目をやると何やら盛り上がっている様子。

それらしいスクショも投稿されており、

「まさか!?」と思って「2202」公式サイトを覗きに行くと…

https://yamato2202.net/omnibus2202/index.html

来ていました!

「『宇宙戦艦ヤマト』という時代 西暦2202年の選択」最新情報!

公式サイトのリリースを辿ると初のアナウンスはもう1年近く前(2019年10月)のことでした。

最近地上波での最終回放映終了と同時に鳴り物入りで続編製作が発表されていた

英雄伝説に比較して「隣の宇宙は青い」…なんて揶揄されていたヤマトでしたが、

公式情報が投下されたことで、再び盛り上がり始めて何よりです。

時期的にちょうど杯ZERO直後だから再現場面比較されそうで怖いな…とか思ったりはしますが、

その辺はさておき、今日は「西暦2202年の選択」最新情報を見て抱いた雑感を書き連ねていきます。

【キービジュアル】

主役艦としてタイトルにもその名を冠している宇宙戦艦"ヤマト"を中心に配置し、

上半分と下半分でちょうどガミラス戦争(『2199』)とガトランティス戦役(『2202』)に分かれていますね。

夕暮れの枯れ果てた荒野に突き刺さる"シェヘラザート"、

そして夕日を浴びて死んだように沈黙している"ヤマト"ならぬ"大和"。

"ヤマト"に付き従う艦載機はガミラス戦争時代の"コスモゼロ"(α2好き)、

そしてガトランティス戦役時代の"コスモタイガーⅡ"ですね。

個人的にはファルコンも飛ばしてほしかった…

一方、画面下半分の"2202"にあたる部分には総旗艦"アンドロメダ"、

そして我らが波動実験艦"銀河"の姿も!

(副監督がリストラされてたので正直不安だった)


「旧作のリメイク」という路線から脱線させた(誉め言葉)という意味で、

「2202」を象徴する艦であるといっても過言ではないですよね!!!(脅迫)

(そう考えるとマリと藤堂三佐ってメタ的な視点で見た時の立場が似てるな…)

物語の第一印象となるキービジュアルに登場しているということは

艦長共々大いなる活躍を期待してよろしいんですよね!!!福井さん!!皆川さん!!!

…取り乱してしまいましたが、ともあれ銀河と藤堂三佐の活躍を祈っております。

【年表】

第二次火星沖海戦や内惑星戦争をはじめとする「設定だけ」の存在であった諸戦役の時期が

明記されたことで二次創作界隈が騒然としてました。

僕の創作は基本、我が家さんとFGTさんの共作である「第二次火星沖海戦」シリーズに準じているので、

その辺の差異は「別の世界線なので」と割り切ることにします。

そもそも二次創作だし。

それより気になったのが西暦2199年以後の表記。

「2201 時間断層の存在を確認」

紫の金剛型とか出てきそうな年号ですね…という冗談はさておき、

時間断層の視察に向かった部隊が持ち帰った資料映像とか、

軍事転用の可否を巡って議論紛糾する上層部だとか、

あの複雑にして幾何学的な形状の"時間断層工廠"の構造なんかにも触れてくれると、

「2202」ファンとしては嬉しい限りですね。

「2202」という物語の鍵となる要素なのでもっと突き詰めてほしいです。

そういえば副監督が更迭されたみたいだしプロメテウスなんかもお蔵入りになるんですかね…?

そしてなにより「2202 ガトランティス戦役始まる」

本編で地球連邦政府がガトランティスとの開戦を公表したのは"土星沖海戦"時、

つまり西暦2203年の夏ごろだったはず…

8番浮遊大陸奪還作戦をはじめとする戦闘も「戦役」としてカウントしているのか…

とも思いましたが、もしかしたら時系列を丸ごと1年繰り上げるのかもしれませんね。

もちろん続編タイトルが「2205」である以上可能性は高くありませんが、

2201年末にヤマトが発進、2202年内で物語が完結…とした方が、

「2202」というタイトルに違和感がなくなりますし、

何よりタイトル「西暦2202年の選択」の回収にもつながります。

タイトルがどの「選択」を指すのかはわかりませんが、

「シュトラバーゼでの選択」「テレザート星でのキーマンの選択」

「加藤の選択」「藤堂早紀の選択」「デスラーの選択」

そして「最終話での国民投票」という主な候補が全て西暦2202年に収まるので、

軍拡に必要な期間の短さに目をつぶればこの解釈もありかな…と思います。

まあ書けば書くほど無理がある解釈な気がしてきたので、

あくまで一介の二次創作家の妄言だとご容赦くださいまし。

【設定アドバイザー】

「2199」「2202」で、戦闘を彩る素敵なメカニックをデザインされた玉盛順一朗先生が

今回は「設定アドバイザー」としてクレジットされています。

同じくメカデザインを担当された石津泰志先生がクレジットされていないことを鑑みると、

恐らく国連宇宙海軍・地球連邦防衛軍側の描写に対して

何かしらのアドバイスが加わったのでしょう。

個人的には以前ラジオでも言及されていた土星沖海戦の再構築」

大穴として「内惑星戦争・火星沖海戦の映像化」辺りが怪しいのではないかと睨んでいます。

いずれにせよ、人間ドラマに比して戦闘シーンが希薄な印象(あくまで個人の感想です)が

強い「2202」本編での描写や、

本編ではやられ役だった国連宇宙海軍(あるいは航宙自衛隊?)の活躍を補完した、

より見ごたえのある宇宙海戦が見られることを(勝手に)期待しています。

負け戦を嬉々として映像化しているヤツの台詞ではない。

【終わりに】

本編の空白を埋めるのが大好物な二次創作家としては正直胸中複雑です。

引っ越したからシネマフロンティア遠くなったし

あくまで本編あってこその二次創作だとわかってはいますが、

後出しじゃんけんで公表されても…」とは、正直思わないでもなかったです。

ただこの先、「西暦2202年の選択」がどのような内容であろうと、

僕は僕の思う「『宇宙戦艦ヤマト』という時代」を紡いでいきたいと思っています。

それが二次創作の醍醐味であると信じて。

そういえば「冥王星沖海戦」完成率が80%に乗りました。

毎日1カットを維持できればちょうど誕生日に完成する計算です。

まあ無理でしょうが()

「西暦2202年の選択」公開前夜、盛り上がりに少しでも花を添えられればな…

そんなことを思いつつ、今回はこの辺で。

妄言のオンパレードではありましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

もしよければ色々やってるので今後ともよしなに…

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