続・「ヤマトという時代」メインビジュアルについて。
昨日の休学生日記でも言及した、
総集編「ヤマトという時代」のメインビジュアルについての続報を含む記事です。
【3つのメインビジュアル】
まず、現時点で発表されているメインビジュアルには3タイプ存在します。
①「ヤマト(大和)+アンドロメダ+銀河」のタイプ
これは9月25日に発表された最初のメインビジュアルです。
後述する2パターンのベースとなり、確認できる艦が最も少ないバージョンですね。
公式サイトにも当初はこれが掲載されていました。
②「①+アンドロメダ級2隻」のタイプ
昨日(=10月1日)に更新されたメインビジュアルです。
僕が最初に確認したのはたぬきち氏のツイート(同日22:48)でしたので、
公式サイトが更新された正確な時間は不明です。
昨日の記事での考察から、恐らく"アルデバラン"と"アンタレス"が追加されたと推測されます。
③「②+アンドロメダ級1隻」のタイプ
多分現時点ではこれが一番露出が少ないビジュアルだと思います。
現時点で確認できているのは、株式会社メイジャーさんで先行販売されているムビチケのみです。
昨日の記事での考察から、追加されたのは恐らく"アキレス"です。
10月2日正午現在、以上の3バージョンが確認できます。
【物証】
次に、それぞれのビジュアルがどこで使用されているかについてです。
①のバージョンについては、
・公式サイト(09/25~10/01)
・ムビチケの先行販売特典のポスター(09/29購入・10/01発送)
以上の2か所。
②のバージョンについては、
・公式サイト(10/01未明~)
のみ。
③のバージョンについては、
・メイジャーさんのweb通販で入手できるムビチケ(09/29購入・10/01発送)
で確認しています。
【メインビジュアルはなぜ更新されたか?】
今回、メインビジュアルの更新に関する公式発表は一切ありませんでした。
この更新の理由について考えられるのは、
・人為的ミス(ビジュアル①を誤って公開したための訂正)
・意図的なもの(物語の展開上急遽アンドロメダ級2~3隻を追加)
のいずれかですが、初お披露目から1週間近く経過してからの更新
(※ほとんど毎日のように公式サイトを覗いていましたが、変更は1日夕方頃までなかったはず)
であることから、前者の可能性は低いでしょう。
となると残るのは意図的な差異の可能性です。
実際、現時点で3パターンもビジュアルが出回っているというのは異例です。
仮に③のバージョンが正規版ならば、公式サイトのビジュアルも③に更新されるはず。
ですが、この記事を書いている現在も公式サイトのビジュアルは②のままです。
いくらコロナ禍という非常事態とはいえ、一年近い空白期間があった以上
それなりの準備は水面下で進められていたはずです。
とりわけメインビジュアルは作品の顔であり、
更には沈黙を破り満を持して解禁される情報ですから、
その公開にあたっては綿密なチェックが重ねられていたと考えるのが自然でしょう。
捻くれたファンとしては、これらの差異を単なるミスと片付けたくはありません。
門外漢なのでポスターや映画の前売券の生産にかかる時間などについてはよくわかりませんが、
「ミスがあったのでビジュアルを変更します」
「はい、じゃあ今日から発送する分は全部それに準じたデザインにします」
…と簡単に変更できるような代物でないことくらいは容易に想像できます。
僕がムビチケを注文したのが発表後程なくであることから、これらが「初期不良」の類で、
今後発送されたり、あるいは劇場で販売されるグッズは
図柄が②のバージョンに戻っている…という可能性は否定できません。
しかし、そこは我々の予想を(良くも悪くも)裏切り続けてきた「2202」。
何らかの宣伝戦略であってほしいところです。
【大判ポスターで気になったところ】
さて、今日我が家に着弾したムビチケ特典ポスター。
B2サイズ(=515mm x 728mm)という超特大サイズでしたが、
それゆえメインビジュアル(①)を細部まで鑑賞することができました。
気になった点を2つほど挙げます。
・コスモゼロがα1とα2ではなかった
"大和"の右舷側を飛行する2機のコスモゼロ。
以前の記事では「α1とα2」だと予想していたのですが、
よく見るとどちらも塗装が赤と黄色=α1に見えます。
一方、写真ではわかりづらいですが、
実物では上を飛んでいる機体の機首が若干オレンジがかって見えます。
翼端や増槽の先端が明らかに黄色いので山本機ではなさそうですが、
「赤い地表の反射光でそう見えている…」と言われれば、
α2に見える気がしなくも…正直何とも微妙です。
ココこそ今度シレっと修正されてそうだな…。
・銀河の第一艦橋
昨日の記事でも言及した銀河の第一艦橋。
よく見ると舷側展望室の窓もグリーンですね。
公式設定では青一色だったはずなので、ココの変更は正直謎です。
しいて言うなら、両者に共通しているのが
「2202」22話で"ヤマト"を見送るクルーがいた場所
(第一艦橋:藤堂・神崎 / 舷側展望室:市瀬・日下部・元ヤマトクルー)
という点くらいですかね。
わざわざ塗り分けている以上彩色ミスとも思えませんし、
変更した以上何かしらの理由があると曲解してしまいます。
それはそうとこのメインビジュアル。
当初は質感を加えた3DCGだとばかり思っていたのですが、
こうしてみると紛れもない「絵」ですね。
雰囲気的には1/1000シリーズのパッケージアートに近い印象です。
このビジュアルの発表に前後して、
「2202」劇場パンフレットでイラストを手掛けられていた加藤直之先生が、
Twitterで「戦艦大和の擬人化」「2020と2202」といった投稿をされています。
直接言及されてはいませんが、恐らく加藤先生が手掛けられたのではないかと推測します。
もし違ったら申し訳ありません。
この土日で特報解禁されないかなあ…なんて思いつつ、そろそろここら辺で失礼します。