島の航海日誌

日誌(毎日更新するとは言っていない)

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を見ました。

こんばんは。先日Amazon Primeに加入した島です。
今回加入した理由は、先日株式会社カラー公式Twitterから
ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ3部作の都度課金配信が発表されたからです。
加入して気づいたんですがゴジラシリーズほぼ全作見放題なんですね。神。

やはり順番通りに見よう!ということでまずは「序」を見ました。
物語としては冒頭からヤシマ作戦までが描かれた「序」。
アニメ版「新世紀エヴァンゲリオン」をちゃんと見たことがないので何とも言えませんが、
思いのほかサクサク進むな、という印象でした。
冒頭、ほとんど何の説明もなく突如出現する使徒と戦略自衛隊の戦闘から始まり、
そのまま雪崩れるように初号機のもとに連れられるシンジくん。
自分の話で恐縮なんですが、今作っている「冥王星沖海戦」とはある意味対極に位置する
作劇展開だな、と思いました。

冥王星…」は、いわば主役メカである「ヤマト」登場前夜の物語。
そこを突き詰め突き詰め、多分完成品の尺は20分を超えると思います。
正直華々しい逆転劇もなければただただ人が死んでいくという非情極まりない物語です。
それとは対照的に、「序」は状況が二転三転し、カタルシスにあふれた物語でした。
主人公が状況と大人たちの事情に突き動かされ、一人の少女のためにエヴァに乗り、
幾度となく戦う中で成長していく…。
「序」は、そんな濃密な物語を1時間40分という短い時間に濃縮した素晴らしい作品でした。

年齢は5つほど離れているのですが、シンジ君の振る舞い、周囲との確執や軋轢が見ていてとても刺さりました。「できて当たり前、できなかったら嫌われる」「人に嫌われてまで何をやっているんだ」…シンジ君が大人びてるのか、俺の精神年齢が低いのか…。個人的には「…いいんでしょう、勝てたんだから」のシーンが一番刺さりました。

使徒がここに到達した場合は本部ごと自爆する」
「ここで働く人は皆、その覚悟を持っている」

ヤシマ作戦前夜、シンジをセントラルドグマに連れていったミサトが放ったこんな感じのセリフも、「冥王星…」で国連宇宙海軍、特に第一艦隊の面々を描く自分にとっては共感できました。

「あなただけが命を懸けて戦ってるわけじゃない」

このシーンまで僕は、どちらかというとシンジ君に肩入れするような姿勢でこの作品を見ていました。「なんで僕が」「なんで僕だけが」というシンジの苦悩は、同時に大学生として、一人の人間としての僕が日々抱いていた苦悩でもあったからです。このシーンからヤシマ作戦終了までのシーケンスを通じて、シンジ君はようやく「NERVの一員」となれたのではないかな、と。

あとこれは正直ここで話す内容ではないと思うんですが…俺のブロマガなので好き勝手話します。笑顔で会話するゲンドウとレイを見て複雑な表情を浮かべるシンジ君のシーン。若干メンヘラ&嫉妬心強めな自分としては「うわ~~~~~~~~~~~~~それよな~~~~~~~~~~~~~なんで俺には笑ってくれないんだってなるよな~~~~~~~~~~~~~~~~~」ってなりました。うるせえ。

突発的に書き始めたので書くことがなくなりました(無能)。
とはいえ描写、物語共に「冥王星…」制作へのモチベーションを奮い立たせてくれる最高な作品でした。もちろん「破」「Q」も後に控えています(し、何なら徹夜して3部作一挙上映会するか!とかほざいてました)が、さすがに眠たいし明日も早起きしたいのでもう寝ます。

明日はたぶん「破」を見ます。待ってろマリちゃん!!!!!!

P.S.
冥王星沖海戦」主題歌予告みてね(隙あらば宣伝)



【おわり】